こんにちは、けい(@keisky5)です(^^)/
人気海外ETFの1つである「 SPYD 」について紹介します。
ETFは少額から分散投資ができ、リアルタイムで取引ができるのが特徴です。
SPYDとは
SPYDはS&P500に高配当指数に連動を目指し、元本成長の機会を追求する低コストETFです。
SPYDについて
少しかみ砕くと
低い管理費用でS&P500の構成銘柄の中から、配当利回りの高い上位80銘柄で構成されている米国ETFです。
そもそもS&P500構成銘柄は、時価総額が大きかったり利益を出し続けたりなど一定レベルの条件を満たしています。
SPYDはそのような米国を代表するインデックス( S&P500 )の一部となります。
高配当上位80銘柄の構成を維持する為、1月と7月にリバランス( 銘柄入れ替え )されています。
SPYD 基本情報
SPYDの基本情報をみていきます。
SPYD基本情報について
運用会社 | ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ |
信託報酬 | 0.07%(税抜き) |
分配スケジュール | 年4回 |
利回り | 4.82% |
投資先 | S&P500指数構成銘柄 高配当利回り上位80銘柄 |
投資スタイル | 均等加重平均 |
参考数値:ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ (2021年4月12日 現在)
信託報酬が0.07%でとても低コストなのが特徴です。
100万を運用していたとしても年間700円しかかかりませんね。
SPYD分配金について
分配スケジュールは年4回「3月・6月・9月・12月」となります。
コロナ禍の中でも、SPYDの直近分配金は増配しました。
直近分配金推移
2020年3月 0.396187ドル
2020年6月 0.365715ドル
2020年9月 0.263572ドル
2020年12月 0.606617ドル
2021年3月 0.636159ドル
2021年6月 0.398912ドル
2021年9月 0.386582ドル
参考数値:Bloomberg
2020年と比較し、2021年3月と6月に続き9月の分配金も増配しました。
コロナ禍で2020年度は減配した為、分配金が戻ったという印象ですね。
SPYD 保有銘柄
SPYDの保有銘柄についてみていきます。
SPYD保有銘柄について
均等分散となっているので、1銘柄の比率は1~1.8%程度です。
1月と7月にリバランス(銘柄入れ替え)による変化は以下の通りです。
順位 | 銘柄 | 比率 |
---|---|---|
1位 | Pfizer Inc. | 1.41% |
2位 | Hanesbrands Inc. | 1.37% |
3位 | Franklin Resources Inc. | 1.36% |
4位 | Comerica Incorporated | 1.36% |
5位 | Marathon Petroleum Corporation | 1.34% |
参考数値:ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ (2021年8月16日 現在)
上位5位にフォーカスすると、コメリカ以外の銘柄はリバランスされました。
高配当を維持する為に不人気な銘柄も入ってきますが、アメリカに選ばれている代表的な企業の中なので心配ないと思います。
グロース株のような株価の成長を見込むことはできない一方、高配当の恩恵は得られるETFとなりますね。
SPYD セクター別構成比率
SPYDセクター別構成比率についてみていきます。
SPYDセクター構成比率について
参考数値:ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ (2020年12月31日 現在)
景気回復に強いセクター(金融・情報技術・不動産)が約50%を占めています。
1月と7月にリバランス(銘柄入れ替え)による変化は以下の通りです。
順位 | セクター(業種) | 比率 |
---|---|---|
1位 | 金融 | 18.20% |
2位 | 公益事業 | 17.46% |
3位 | 不動産 | 15.94% |
4位 | エネルギー | 11.21% |
5位 | 生活必需品 | 8.65% |
参考数値:ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ (2021年8月16日 現在)
上位4セクターで6割以上を占め2020年と比較し、金融セクター比率は10%程下がりましたが、さほど変化していない印象です。
SPYDは高配当を維持する為に業種の偏りがどうしても出てしまい、株価の変動に影響を受けやすくなっています。
その為コロナの影響で株価は大きく下落しましたが、現在は回復しています。
(2021年4月25日のSPYDのチャート)
まとめ
このようにSPYDはアメリカの代表的企業の中の高配当銘柄が選定されています。
ポイント
配当金利回りは4.82% (年4回に分配)
信託報酬は0.07%
保有銘柄は均等分散(1.3%前後)
セクター(業種)の50%は景気に強いセクター
インカムゲインが狙える
1月と7月にリバランス(銘柄入替)
人気海外ETFの1つであるSPYDは1株からでも購入できます。
現在1株40ドル程なので4,000円程から始められます。
たった4,000円でアメリカの高配当主要企業に投資できるのが人気の理由かもしれませんね。
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尚、当ブログ以後のSPYDの最新情報はこちらをご覧ください。
最後までご覧いただきありがとうございました(^^)/